「NFTをOpenSeaで二次購入できるのはわかったけど、ジェネラティブNFTを一次販売で購入したい。」「一次購入する方法が複雑そうで諦めている。」
OpenSeaでNFTを買おうとする時、定価とされている価格から値上がりしていると気が引けますよね。だからと言って一次販売に参加するのはハードルが高い…。
そんな方が疑問を解消し、NFTの一次販売を積極的に選択肢に入れていけるよう、ジェネラティブNFTを定価購入するまでの一般的な流れを紹介します。
ジェネラティブNFTについて理解しておく
ジェネラティブNFTの楽しみ方やNFT周りの用語について、事前にリサーチしておきましょう。当Webでも入門者向けの記事を書いています。
NFT活動を行うためのツール準備
NFTプロジェクトに参加するには、TwitterとDiscordのアカウントを準備しましょう。
NFTプロジェクトの情報は、英語メインで発信される事が多いです。英語が苦手であれば、DeepLやGoogle翻訳などを使って、翻訳する癖をつけましょう。
プロジェクトに参加する上で、これらのツールは必須です。
ジェネラティブNFT一次購入までの流れ
ジェネラティブNFTを一次購入するまでの一般的な流れを紹介していきます。セール手法はプロジェクトによって異なり、決まった形式はありませんが、大筋はここで紹介する流れになる事が多いです。
当記事では、NFTプロジェクト「Singularity 0 Universe」セール時に実際に行われたケースと共に、流れを解説していきます。
– Singularity 0 Universe –
1.NFTプロジェクトを見つける
NFTプロジェクトの公式Twitterでは、拡散を兼ねた情報発信が行われています。
プロジェクトは公式ツイートのいいね&リツイートを条件にして優先購入権を配る事が多いので、NFT好きなユーザーをフォローすると自然と情報が流れてきます。拡散が活発でNFTが好きそうなユーザーをフォローしましょう。
リツイートで流れてきたプロジェクトが気になったら、公式TwitterのプロフィールからWebを開いてプロジェクトの目的を確認したり、Discordコミュニティへ参加してみましょう。
2.コミュニティで情報収集
Discordコミュニティへ参加したら、プロジェクトの方針やコミュニティの雰囲気を見てみましょう。方針はアナウンスやロードマップ等のチャンネルに掲載されています。雰囲気はジェネラル等の雑談チャンネルで確認できます。
プロジェクトやコミュニティに惹かれたら、優先購入権の獲得に向けて動きます。
3.優先購入権の獲得条件を確認する
ジェネラティブNFTは10,000個や5,000個など、数量限定で販売されます。注目されているプロジェクトだと、転売目的のユーザーも集まり、すぐに売り切れてしまいます。
しかし、プロジェクト側は、本気でNFTを応援してくれるホルダーを集めて良質なコミュニティを作り、NFTの価値を高めたいという思いがあります。
そのため、ホワイトリスト(WL)という形で熱意ある購入者を募集し、WL所有者に優先的に販売するのが一般的です。
WLを持っていれば、基本的に売り切れを気にせずNFTを購入可能。一般販売より安く購入できる事が多い。
WLを持っていなければ、一般販売で先着購入。人気なNFTだと早押し勝負になる。
TwitterやDiscordのアナウンス系チャンネルで、WL配布企画のアナウンスを確認しましょう。
4.WL獲得活動を行う
WL配布企画は、プロジェクトによって様々です。主に、広報活動に貢献する事でWLを獲得できます。例えば、以下のような企画があります。
Twitterで、以下を満たした人に抽選配布
▶︎プロジェクトのTwitterをフォロー
▶︎広報ツイートをいいね&リツイート
▶︎任意の3人のアカウントへメンション
優秀な広報コンテンツ作成者への配布
▶︎プロジェクトに関するブログや動画
▶︎プロジェクトのファンアート
WL獲得には少し手間がかかりますが、ファンアートやコンテンツ作成に力を入れてコミュニティ内で名を馳せる事で、自身のスキルアップや個人活動の宣伝機会にもなります。
好きなアートプロジェクトを追うついでに、自分自身のために利用してしまいましょう。
5.【WL獲得できた場合】ウォレット登録
優先販売日は、WL獲得者のみが購入できるように制限が掛けられます。
WLを獲得できた場合は、運営のアナウンスに従ってソフトウェアウォレットのアドレスを登録しましょう。多くの方は「MetaMask」を使用されていると思います。
アドレスの登録方法は様々です。指定されたフォームへアドレスを入力したり、Discordの専用チャンネルへ書き込む形で運営にアドレスを共有します。
6.発売日の確認&資金の準備
WLの配布が予定数に達すると、発売は近いです。TwitterやDiscordのアナウンスで発売日と価格を確認しましょう。優先販売(プレセール)と一般販売(パブリックセール)で日時が分かれる事が多いです。
また、NFTが発行されるブロックチェーンはアナウンス等で必ず確認しておきましょう。
ほとんどのプロジェクトでは、NFTをイーサリアムチェーンに乗せるように設計されていますが、稀にポリゴンチェーン等で設計しているプロジェクトもあります。
チェーンはそれぞれ独立していて、ポリゴン発行のNFTはポリゴンで購入&保有する事になります。
購入日までに、発行チェーンのウォレットに暗号通貨を準備して発売日を待ちましょう。
7.NFT購入(ミント)
発売日になったら、公式Webでソフトウェアウォレットを接続し、暗号通貨と引換にNFTを発行(ミント)します。
WLを獲得している場合は、プレセール日にミントします。WLは基本的にNFTの発行数量以内に収まるように配布されているため、当日中なら何時でもミントできます。
WLを獲得していなければ、パブリックセール日にミントします。プレセールの翌日である事が多いです。人気プロジェクトだと争奪戦になるので、発売時間に待機しておく必要がある上、ブロックチェーン利用者が同時間に集中するのでガス代が高くなる事があります。
ミントが完了したら、OpenSeaなどで自身のウォレットを参照する事でNFTの所有を確認できます。
小技:iPhoneで画像の英語翻訳
スマホで英語翻訳を行う際、テキストの選択が必要ですよね。
しかし、アナウンスが画像の上に英語で掲載されていたり、Discord botによる投稿がテキスト選択できずに手間取る事があります。
ご存じの方も多いと思いますが、iPhoneで画像上の文字を認識するOCR機能を使えば解決できるので、サクッとスライドで紹介します。
iPhoneXs以降かつiOS15以降の標準機能です。他環境の方はごめんなさい…。
まとめ
▶︎NFT活動の基本は、Twitterで幅広くプロジェクトをリサーチ ⇒ Discordでプロジェクトを深追い。
▶︎英語の情報確認は必須。苦手なら翻訳ツール便りでもいいので英語に慣れる。
▶︎WL獲得は少し手間が掛かるが、創作的なものであれば、コミュニティで自分の強みをアピールでき、個人活動の宣伝機会にできる。
NFTに関わってみると、金銭面・仕事面・人間関係の面で、新しい可能性があると感じられますよ!